まいにち右往左往

日記です。興味の範囲がバラバラで統一性がない日記です。だんだん備忘録っぽくなってきました。

リアピックアップでフロントピックアップっぽい音を出す その2

前回、一応の方向性をだせましたがので、実際に音を作っていきました。

halwind.hatenablog.com

 

とはいえ、Cubase上でイコライザーの処理をしても、GT-100で音を作らないと本番にはなんの役にも立ちません。パソコンの画面上で操作するのは楽でいいんですけどねぇ。

 ……と、一瞬思ったのですが、そこはいろいろと多機能なGT-100。USB接続でパソコンにつなげてしまえば、エフェクトの調整もすべて大きなモニタ上で行うことができます。そうしないとやりにくい理由もあるのですが、そこはまた後ほど別のブログ記事で。

 

 さて、運のいいことに発表会で使うパッチにはまだイコライザーを刺す余裕がありました。音を作っていく手順は次の通り。

 

まずイコライザー以外なにもエフェクトを掛けないパッチを用意。
そしてそのパッチを通した音を、Cubase上でモニタリングしながら、前回記録した波形に近づける。

 

すごくシンプル。
シンプルイズザベスト。

 

方法は簡単です。ただし、前提としてリアでフロントと同じ音を出そうとはしていません。っぽい音、それで十分です。イコライザーだけで全く同じ音は作れないでしょうし。。何しろ弦の振動を拾う位置も異なれば、そもそもピックアップの種類も異なりますからねぇ。

 

では実際に調整スタート。
前回の波形はちょっと見にくかったかな、と思いましたので改めて録り直してみました。緑色がフロントピックアップ、白色がリアピックアップです。

f:id:halnwind:20151112005451p:plain

 

次にGT-100のグラフィックイコライザーを調整しながら、リアピックアップの波形をあわせていきます。

 

f:id:halnwind:20151112005459p:plain

大体こんな感じでしょうかね。
1kHzから3kHzにかけてもう少し調整したいのですが、イコライザーの性能的に難しそうでしたので断念。

 

自分で弾いてみた感じ、それなりに近い音に仕上がったと思います。
最後にここで設定したイコライザーを、実際に発表会で使うパッチの前に入れて弾き比べてみました。

まずはフロントピックアップで、今回設定したイコライザをとおさないワンフレーズ。弾けてないのは突っ込まないでください。ドライバいじってたら設定をおかしくしてしまって、ダイレクトモニタリングが効かなくなってしまったのです。

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次にイコライザかけた後のリアピックアップでの同じフレーズ。

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うん、作業時間とか考えてもなかなかいいのではないでしょうか。あとは実際にアンプを通した時にどうなるか、ですね。週末スタジオに持ち込むのが楽しみです。