まいにち右往左往

日記です。興味の範囲がバラバラで統一性がない日記です。だんだん備忘録っぽくなってきました。

下諏訪町温泉 児湯

こゆ、と読みます。
長野県下諏訪町は温泉の町です。ちょっとしたお金を払えば、自宅に温泉がひけます。それだけ豊富にお湯が湧き出る町で、日帰り入浴をしてきました。

 


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10月、長野県はまさに秋。諏訪大社に車をとめさせていただき、温泉街を歩きます。いくつか日帰り入浴できるところはあるのですが、どこも諏訪大社から歩いて10分くらい。いい立地ですね。

 


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児湯にたどり着くと、児宝地蔵というものが出迎えてくれました。児宝地蔵の隣には、由来が書かれています。

「昔々子授けの湯と伝えられし児湯の守り地蔵」

だそうです。
だから温泉の名前も児湯なんですね。とはいえ、お地蔵様も説明の書かれている石碑も新しく作られたもののようです。あとで調べてみますと、子授けの伝承があった温泉の跡地に、この児湯は作られたようです。でも場所が同じなら、湧いてくる温泉の成分も同じですよね。きっとご利益はあるでしょう。私には今のところ関係ないことですけど。

 


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こちらの児湯、シャワーもすべて温泉です。最後のシャワーで、せっかくの温泉の成分を洗い流してしまうなんてことはありません。もちろん、水道水による加水なんてものはありませんし、ボイラーで沸かしてもいません。源泉の温度が57℃もあるので、沸かす必要もないんですね。
入湯料は230円。温泉なんて、放っておけば湧いてくるものです。なので、本当に熱いお湯が豊富に出ているところは、基本的に安いです。良質な温泉を見極める、一つの目安になりますね。

 

浴槽内の温度はやっぱり熱く、なかなか肩までつかれません。このあたりは経験を積んでいくと何とかなるところなんでしょうか。露天風呂は、外気にさらされているせいかだいぶ入りやすかったです。ところが、ここの露天風呂は隣の家の壁がすぐ近くにあり、庇が上に張り出しているのでほとんど空も見えません。それでも、外気にさらされながら入る温泉は、とても気持ちの良いものでした。

 

下諏訪町には、主に3つの日帰り温泉があるようです。今回行った児湯、そして旦過の湯、新湯。残りの2つにも、そのうち行ってみたいと思います。