釣った魚は美味しく食べよう
魚が釣れるというのは嬉しいものです。狩りの本能が、簡単なやり方でよみがえります。魚が釣れたら、せっかくですので、美味しく食べてしまいましょう。今回はたくさん釣れましたので、何にするか悩みます。当初の目論見通りです。ふふふ、嬉しい。
キジハタのお刺身
まずは今回の大当り、キジハタさんですが、定番のお刺身にしました。この魚、骨がとっても硬いんです。包丁がダメになるんじゃないかと思うほどでした。しかしなんとか頑張って三枚におろし、小骨を削いでお刺身にしました。釣れたといっても小さいやつでしたので、血合いとかは気にせずそのまま。
これがものすごく美味しいのです。身は歯ごたえもあり、プリプリで、白身魚の癖のない旨味に満ち溢れています。本当は数日熟成させてからが美味しいらしいのですが、海のない県の住民ですからね。新鮮なうちに食べたい欲求に負けました。でも十分すぎる。
アジのたたき
続いて、中くらいの大きさのアジはたたきにしました。お刺身でもいいかと思ったのですが、お刺身にするほど大きくないかなぁと思いまして。小さめの魚を処理するには、まだまだ包丁のスキルが足りません。
アジをおろしてざく切りにしたものに、生姜とネギをみじん切りにして混ぜています。もともとアジは癖がないので、臭味を消すというより薬味のアクセントを加えるため、という感じですね。無論、味は文句の付け所なく美味しいですよ。
アジの南蛮漬け
小さいアジは上げてから南蛮漬けにしてしまいました。もちろん、唐揚げにもしました。私、酢が苦手なんですよね。これ作ってから思い出しました。なんでしょう、酸っぱい味は好きなのですが、酢酸の香りがどうもダメなんです。クエン酸なら大丈夫なんですけどね。
ただし、自分で釣ったアジともなるとそんな苦手意識はどこかへ消えてしまいます。酢も悪く無いじゃないですか。弱火でじっくり揚げたおかげで骨までやわらかです。
アジのオイル漬け
まだ少しアジが残っていましたので、最後はオイル漬けにしました。いや正式名称はわからないのですけれども。なんだろう？オイル焼き？ただの素揚げかな？塩とハーブに30分ほどつけたあと、にんにくをたっぷり入れたオリーブオイルで揚げています。うーん、油が少ないから半分ほど揚げている、って感じかな。手軽で美味しい一品なのですよ。
まとめ
どの料理も美味しかったというなんともシンプルな感想しかもてません。ボキャブラリが枯渇してます。釣りを少しはじめてみて、魚を処理するスキルの低さに気が付きました。普段は切り身を相手にすることが多いですからね。少しずつ練習しなければ。練習材料が必要だ。また釣りに行こう、という正の連鎖が始まりそうです。
