新潟へ自転車旅行

新潟へ行ってきました。行ったのは9月なんですけれども。そろそろ書いておかないと、書く機会を逸してしまいそうで無理やり記事をねじ込みます。なんだかんだで、書きたいことは結構ありますね。ま、今回は今更感がかなりあるので、1泊2日の行程をささっとまとめました。

さて9月のある日、ロードバイクCAAD12を入手した私、遠出をしたくなりました。ですが、CAAD12はアルミとはいえ軽量バイク。フレームにいろいろ付けたくありません。そこで、荷物は基本的にすべてリュックに詰め込んでの旅行にしました。

選んだリュックはdeuterのトランスアルパイン、25リットル。小さめなので、あまりいろいろは持っていけません。財布、靴、着替え、携帯、モバイルバッテリー、輪行袋、チューブ交換用具一式、持ち物はこれくらいに絞りました。この中で靴が一番かさばるんですよ。今度コンパクトに持ち運べる靴を探したいです。

初日、塩尻から糸魚川にそって糸魚川市に出て、そのまま上越まで北上。上越でしっかり休んで、二日目に上越から信州新町、長野市経由で塩尻市まで戻る計画です。この計画、何が良いって行程がJRの路線沿いなんですよね。もしどうにも間に合わなかったり、動けなくなったら電車に乗ってしまえばいいや、という後ろ向きな計画です。ただ残念なことに、この日程に付き合ってくれる友人が居なく、結局一人旅となりました。

さて今回の遠出の目的は、海鮮……ではなく、久比岐自転車道です。糸魚川市から上越市にかけて、廃線が自転車道とし整備されています 。一度ここを通って見たかったんです。

初日、朝6時に家を出て糸魚川市に向かいます。糸魚川沿いのこの道は、小谷村あたりにかなり長いトンネルがあるんです。ですが、迂回路もちゃんとあることを、事前に地図で確認済みです。ただ、迂回路である旧道は山道なので入り口付近で一旦休憩。

このあたりから、買ったばかりのロードバイクということもあり、ワイヤーが伸びてリアのロー側のギア2つが入らなくなりました。アジャスターで調整しても、伸びすぎてダメみたい。山道あるのに先行きが怪しいです。
気を取り直して旧道を登って行くと……土砂ずれで通行止め。看板の感じから一年以上放置されている気がします。
結局、長い長い暗いトンネルを車と併走することになりました。道は悪くなかったけど、大型のトラックも通るし怖いですね。二度と通らないぞ。

逆境にめげず漕ぎ続け、糸魚川市にはお昼ごろに到着。せっかくなので、海鮮をいただきます。

この後、地元の自転車屋さんでワイヤーを調節してもらい、久比岐自転車道のパンフレットをもらいました。

そして念願の久比岐自転車道へ！

気持ちは盛り上がってますが、旧道でやたらと遠回りをしたつけが回ってきました。時速20キロにも満たない速度でノロノロと上越へ。上越のビジネスホテルについたのは午後5時でした。走行距離は170キロ。自転車を輪行袋に入れて部屋に入れさせてもらい、ようやく一日目が終わりました。

初の遠出は、一日100キロくらいがちょうどよかったな。130キロ超えたあたりから、目に見えて足に力が入らなくなりましたもの。

帰りは国道を通って長野県へ。ダラダラと標高差640mを登り長野についた頃、雨が降り始めました。小雨だったのですが、疲れきってた私はそのまま長野駅へ。雨を口実に電車で帰宅となりました。

二日間で通算250キロ。後半は写真なんて撮る余裕もなく、ひたすら自転車を漕ぎましたが、今でも景色は思い出せます。自分の限界もある程度わかったところで、来年は更に遠出をしよう。
できれば仲間も見つけたいです。これは結構切実。