ベーコンは美味しい。自分で作ると更に美味しい その1 下準備
ベーコンは偉大です。料理に入れるだけで味に深みが出ます。当然、具材としての存在感も抜群です。ピザ、パスタ、野菜炒め、スープ、ベーコンエッグ、チャーハン、加工肉としては頭一つ抜けてる使いやすさです。アメリカ人があれだけ愛するのもわかりますね。もちろん、スーパーで売っているベーコンも悪くはないのですが、自分で作るとその美味しさも更に際立ちます。
なんて、ここまで書いてきてあれなのですが、自分でベーコンを作ったことはまだありません。親が作っているので、それたまに貰うくらいです。でも、ただもらっているのではつまらないじゃないですか。更には、自分オリジナルのベーコンを食べたいという欲求がだんだんと増してきたので、今回自作ベーコンに挑戦することにしました。
とりあえずはレシピ通りに。段々と工夫を重ね、簡単においしくできるオリジナルレシピが作れるといいなぁ。
ベーコン作成の準備、お肉の入手
さて、せっかく手間暇をかけるので、お肉もそれなりの物を用意したくなるのが人情です。でも、お肉の良し悪しはよくわかりません。こういう時に頼りになるのは口コミ、ということで、地元で美味しいと評判のお肉屋さんからバラ肉をブロックで1kg買ってきました。んむ、よくわからないけど綺麗なお肉です。ずっしりと重さを手に感じます。
ベーコン作成の手順、香辛料の準備
まずはこのお肉を塩漬けにします。消毒したまな板の上にのせ、塩を35g、香辛料としてナツメグ、セージ、黒胡椒、オールスパイス、三温糖を10gずつ混ぜたものを肉に擦り込んでいきます。
きっちりと計量しています。たいていの料理は適当なのですが、今回ばかりは真剣です。
計り終えたら、お肉に擦り込むのですが、素手でやって変な菌がついても嫌なので、ビニール手袋を使用しました。
レシピでは全部擦り込めって書いてあったけど、8割くらい擦り込んだところでそれ以上擦り込めなくなってしまいました。まあしょうがないよね。
いろいろと刷り込んで茶色くなった塊を、ジップロックに入れます。さらに、さっき余った塩とスパイスの混合物を放り込みました。このまま捨ててしまうのも、もったいないですしね。
ベーコン作成の手順、塩漬け
あとは、このまま7日間塩漬けにするのです。その間、毎日天地がえをして塩が均等に染みこむようにします。
一週間後、塩抜き、乾燥、燻煙をかけてできあがりの予定です。
今回、胡椒と塩以外の香辛料、そしてお肉を買ったのですが、全部で2千円ちょっとでした。たったこれだけの出費で美味しいベーコンがたらふく食べられるんですから(予定)、とても素晴らしいことです。一週間後がいまから待ち遠しくてたまりません。さてさて、どんな仕上がりになることやら。
追記
完成編!